名刺を作る③
文字を刷れるようになったので、
今回は背景の版を作っていきます。
文字だけならもちろん発注の方がキレイ・早い・楽チンです!
手作りのメリットは
・好きな数だけ刷れる
・いろんな色、柄、紙に刷れる
・お金がかからない(設備などトータルで見るとここは微妙なとこですが…。)
ということ。
ということで、幾つかパターンが刷れるように下絵を作ってみましたー。
馬の柄とちょうちょのような模様、それの反転バージョンを作ってみました。
本来はこういうベタ面が多い絵は転写が難しいので手描きするのですが、
今回は実験も兼ねてるのでトナー転写でチャレンジです。
あと、ついでにどのくらいの濃度まで出せるのか、写真でも実験することに。
右側の写真が版になります。(トーンなど無調整)
手順は文字と一緒。
「名刺を作る①」と同じように除光液で転写していきます………
………はい、失敗です。
除光液の量が多すぎて、ベタ部分のトナーが溶けてしまっています。
線の部分はちゃんと転写できてるけど、やっぱりベタは難しいなぁ…。
2回チャレンジして、2回失敗しました。
この問題、今後要リベンジです。
写真の方もまた同じく。
こちらは濃淡を見たいので、このまま進めていくことにします。
見た感じ、濃度100%じゃなくても再現できてますね!
溶け出してしまった部分は、ポスターカラーで直接塗っていきます。
これで模様が出てしまった部分はカバーできるはず。
終わったらシリコンで製版して、また1日乾燥です。
つづく。